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シリウスは本当に「向こう見ず」なのか

2011. . 25
今日は私の大好きなシリウスについて。
シリウス=向こう見ず っていうのはもはや定説で、今さら何言ってんだ!って思われるかもしれないですけれどアズカバンを読み直していたらほんとに「向こう見ず」なんだろうかって思ったので、少し振り返ってみたいと思います。


そもそも、事の発端はリーマスの一言(3巻456ページ)

「話はすべてそこから始まる――わたしが人狼になったことから。わたしが噛まれたりしなければ、こんなことはいっさい起こらなかっただろう……そして、わたしがあんなにも向こう見ずでなかったなら……」

向こう見ず。実は最初にこの言葉が発せられたのはシリウスからではなく、向こう見ずからは程遠いように見えるリーマスだったんですね。あの冷静で慎重すぎるくらいのリーマスが学生時代の自分のことを向こう見ずだと言っているんです。


つまり青年期には誰しも向こう見ずになる、ということです。


ところがシリウスの場合はどうでしょうか。
ローリングさんもおっしゃっていましたけれど、シリウスは若いうちにアズカバンに幽閉されてしまったため、精神的な成長が止まってしまいました。スネイプの記憶からみても、もともとリーマスに比べたらシリウスって精神年齢低いですからね(笑)それが、さらに人為的に心の成長がとまってしまった、というのです。
つまり、シリウスの向こう見ずなところは、単なる性格だけではなく、誰もが経験するような青年期の心情が、10年以上たっても成長し変化することがないまま、定着してしまったのでないでしょうか。


だから、シリウスの死後のダンブルドアとハリーの会話(5巻639ページ)

「シリウスが屋敷の中にいることを、スネイプは――スネイプはちくちく突ついて――苦しめた。――シリウスが臆病者だって決めつけた――」

「シリウスは、十分大人で、賢い。そんな軽いからかいで傷つきはしない」

ダンブルドアはそんなこと言ってますけど、シリウスは本当に傷ついていたんですね。まだまだ心は20歳のままだったということです。でもスネイプだってダンブルドアだってシリウスが十分大人だって思っているんです。スネイプも分かってたらあそこまで言わなかっただろうし、何よりダンブルドアが分かってたらシリウスのことをもっと気にかけられるし、シリウスは死ななかったんじゃないかって思います。でもハリーは今自分が「向こう見ず」になっている時期ですから、シリウスの気持ちが自分の名付け親だってこと以上に理解できるんですね。


そんな風に考えると、シリウスが「向こう見ず」だとは必ずしも言えないですよね。
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